2011年5月8日日曜日

僕歪黄金号~家計が火の鳥

僕は名古屋出身だ。こんな事を言うと、人は決まって
「味噌カツとかひつまぶしとか、名物の美味しいお店教えて!」
と言う。僕は決まって
「食ったことないから知らん!」
と言う。
名古屋出身者が全員それらを食していると思うなよ!広島出身者は全員カープファンですか!?

ちなみに僕が名古屋にいたのは高校時代、つまり毛が生えているという点以外はまだまだガキの時代。「今日の晩飯、味噌カツ食いに行こうぜ!」なんて大人の発想など出来るはずもない。ていうか金が無い。味噌カツ1回食うよりも、『寿がきや(※1)』や『汽笛亭』(※2)に3回行く方を選ぶ時代。いや、時代のせいじゃない。そもそも食に対するこだわりが無かった。去年、前の会社を辞めるまでは…

…何か意味深な書き方になってしまったが、何てことはない、昨年秋頃から「美味いもの食っていこう」と決心したというだけの話。無職期間ということで当然無収入なので自炊をよく行ったのだが、そこで自分の料理の不味いこと不味いこと。無職だから睡眠は十分取れてるのに、食欲どんどん減退したっつーの。もう少し時間・手間・コストをかければ美味しくなるのだろうけど、それなら外で『プロ』の作品を嗜むのとそんなにコスト変わらないんじゃないかと(※3)。で、どうせなら美味いものを…と、まあそんなきっかけです。

そんなこんなで、今年の黄金週間は、我が大名古屋帝国での名物食べ歩きを計画していたのだが…鼻づまりが一向に解消しない(遂にヒノキにも負けた…)のと、手塚治虫の名作『火の鳥』のオリジナル版復刻大全集の購入(98700円!)で家計が火の鳥なので断念。「将来、孫の顔を見たけりゃ奢れ!」と親を脅すという手法もあったが、『火の鳥』で扱うテーマの一つである『因果応報』が怖くて諦める。

結局、日を跨ぐようなイベントや遠出は皆無の、ただ「日曜日が一杯並んでる!」というだけの日々を送ってました。いわゆる巣ごもりです。そして巣ごもりと言えばTSUTAYA(もういいっつーの)。

唯一「ゴールデンウィークだな」と感じたのは、「せっかく日曜日が一杯並んでいるのだから、何か一つくらいゴールデンな事しときたいなー」と入浴中にぼんやりと考えながら、自分のゴールデンボールをぼんやりと眺めてみたら、左右の大きさが全然違う事が判明して戦慄したことくらい。
下半身の病気は嫌だ!もの凄い痛そうだ!怖い!

※1
B級ラーメンの帝王

※2
JR東海の駅構内のきしめん屋。でも現在は名古屋市内の駅の店舗は全てなくなり、三重県の2駅にしか存在してないらしい…

※3
家族がいれば安く済むだろうけど。
ちなみに料理は別に嫌いではないです。まあ一番の理由は時間ですね。仕事で日々劣等感を感じているので、まずは勉強しなきゃ…


Amazonでは全巻セットは扱ってない模様。
ちなみに、正直『エジプト・ギリシャ・ローマ編』はそんなにいらないけどね…



2011年5月7日土曜日

TSUTAYA DISCASのログイン画面が非SSLなのが不安なのでGreasemonkeyスクリプト作ってみた

ゴールデンウィークだ。
ゴールデンウィークといったら連休。連休といったら巣ごもり。巣ごもりといったらDVD鑑賞。不健康ですかそうですか。ていうか出だしの一言、終盤のこの時期に言う台詞じゃないだろうが、俺。

DVD鑑賞といったらレンタル。レンタルといったらTSUTAYA。そしてそのネットレンタルサービスであるTSUTAYA DISCAS。近くに店舗がない、あっても作品数が少ない、素早く作品探したい。店往復の時間が勿体ない、引きこもりだetcetc…といった方々にとって非常にありがたいネットレンタルサービスの一つであるTSUTAYA DISCAS。長らく松本人志(と他数名)の作品以外にはあまり手を出す気になれないという感覚の持ち主である僕は、DISCASはおろか普通に店舗を利用する事も殆どなく、昨年の退職で時間ができたの機に利用し始めたばかりのペーペーです。

そんなTSUTAYA DISCAS、使い始めてすぐにサイトリニューアルが行われた(昨年10月くらいだっけか)のですが、リニューアル後のログイン画面が何とびっくり非SSL。要は暗号化されていない。画面上部(下部にもある)の「ログイン」リンクから遷移し、ページのアドレスを確認してみてください。
以下、Chromeでアクセスした画面。


Chromeの場合、非SSLページのパスワード欄はご覧の通り赤色になるみたい(危険を促している?)なので、非常に分かり易いです。またアドレスが「www」で始まっている事からも非SSLであることは明らかですね(アドレスが「http://」で始まる場合、Chromeはそこ省略される)。

何てことだ。Macにも普通にウイルス対策ソフト導入したりVista以降のWindowsに搭載されているUACに嫌悪感無いという、サイバーテロビビリな僕にとって、これは生きた心地がしない。今までパスワード平文(未暗号化の状態)で送信されていたのか!?

で、調べてみたのですが、大丈夫だったみたいです。ページが非SSLでも、情報の送信先アドレスがSSLページであれば、ちゃんと暗号化されるらしい。情報元は以下。
ログイン画面のページソースを表示して、ログインフォームのaction属性見てみたら、「https://~」となってました。「送信先がSSLであれば暗号化される」ってのは知らんかった。へーそうなんだ。でも、本当に大丈夫なのか?上記ページにはさらに以下の情報が。

SSLの最初の暗号キーの交換の部分のパケットをさぐられると暗号を解除できてしまうので、一度httpsセッションに入ってからデータを送付した方がより安全なんですよね・・・。

暗号化というのは、要は元のデータをある手順で加工するということ(簡単な例だと「○番目と□番目の文字入れ替える」とか)。『暗号キー』とは要するにこの手順のようなもの。データが暗号化されて訳分からん状態になっていたところで、手順が分かれば逆算できてしまいます。ってことで、ログインページが非SSLというのはやっぱり危険。
※この辺、私の理解が間違っていたらご指摘ください。

さて、どうすればいいのだろうか。運営サイドに連絡するのはもちろんとして、利用者側で対応できることは何か無いのか?ありました。
ログインページのアドレスの「http://」を「https://」に変える。これだけです(※1)。以下、Chromeでやってみた画面。

パスワード欄は赤くならず、アドレスも「https://」から始まっていますね。これで前述の『暗号キーの交換の部分のパケット』自体が暗号化されるので安心(僕の理解、あってます?)。

で、ここからが本題。手入力面倒なので、自動遷移するグリモンスクリプト作ってみた

ま、「http://~」のログイン画面にきたら「https://~」のページにジャンプするだけの、1行で済むスクリプトですが。グリモンのスクリプト自作するの初めてだったので、備忘も兼ねて手順をご紹介します。
ちなみに手順はFirefox用。ここまでChromeでの画面キャプチャ載せてきてアレですが、Chromeの場合も手順は殆ど変わらんでしょう。
1.Greasemonkeyのインストール
まずはこれやんないと話にならないよね。
2.ユーザースクリプト新規作成
インストール済んだら、Firefoxのどこかに猿のボタンが出現する筈です。
『▼』クリックして『新規ユーザースクリプト』を選択。『実行するページ』欄に、問題となっているログインページのURLを入力、それ以外はお好みの値を入力してください。ただ『名前空間』にはなるべく「ユニーク(一意)になりそうな値」を入力するように(この辺の解説は割愛させて!)。


『説明』欄とかに全角文字入力していたら、多分エラーダイアログが表示されると思いますが、続行してください。スクリプトファイルがエディタで表示され、先程のダイアログで全角文字を入力していた場合、一部が文字化けしていると思います。気になるなら化けた部分を入力し直して、ファイルを文字コード『UTF-8(BOM無し)』で保存しなおしてください。
3.コーディング
以下の文章をファイル末尾に追記。
alert("SSLログインページへリダイレクトします!");
location.replace("https://www.discas.net/netdvd/smtN.do");
処理の肝は2行目です。
1行目は情報ダイアログ表示する命令なので、別に無くても構いません。鬱陶しかったら消してください。ちなみに全角文字を使用する場合は、ファイルの文字コードは前述した『UTF-8(BOM無し)』にしてね。

なお、ログインページのアドレスが変わった場合は、それに合わせてアドレス変える必要があります(「@include」の右のアドレス(実行するページ)もお忘れなく)。

有名サービスだから、結構指摘されているのかと思いきや…

全然見当たらないですね。僕の杞憂なのか、それとも僕は何か間違えまくっているのか?「ツタヤディスカス 非SSL」で検索して「いきなり見つけた!」と思ったら、自分のつぶやきだった…。

運営サイドの対応としては、「ログイン」リンクのリンク先を「https://~」に変更するだけで済むような気がするのだが…システム開発を外注してたりして、結構面倒なんですかね。TOPページアドレスにクエリパラメータ(『?pT=0』)がついてるのは何かダサいし(※2)、検索機能は使いづらい(「作品名+出演者」とか「アーティスト名+曲名」といった複合検索ができない)。取り扱い作品数は圧倒的でせっかく業界1位(だよね?)なのに、これでは勿体ない、というか余所に流れちゃうぞ。
どうした、TSUTAYA。

※1
ちなみにGoogleの各種サービスもこんな感じでSSL通信化できますよね。

※2
ていうかSEOの観点では、こういうURLは確か良くないよね。canonical属性も使ってないみたいだし。

2011年5月5日木曜日

おもくそクエストⅦ 停電したし

この頃確か1回停電があったんですよ。サブタイトルがもう全く転職と関係なくなってきたということは、終わりが近づいてきたということです。
おもくその転職活動冒険譚『おもくそクエスト』、第(7 - 2)回。
※第1回を「Ⅲ」にしちゃったからね

2010年11月 第3週 ~ 歴史は変えようがない

さて、前回の冒険でお伝えしていたが、この週は第一志望の最終面接があった。結果は…まあ前回のサブタイトルや結びを見れば明らかですが、玉砕しました。。不通過の理由は、
「その会社の運営サービスで扱っているもの・業界に対する興味が感じられない」
という、根本的な部分に対するもの。…流石、鋭い眼力をお持ちだ。ただ正直、興味が無いということはなく(というか誰しも興味を持つような分野)、行動に移せていないだけだったのだが…「『できる』『できない』じゃなくて『やる』『やらない』」なんて言われるように、行動してないなら「ない」と同義だから仕方がない。

最初の3つの質問で早々に見切りをつけられたのか、面接官5人もいたのに約20分で終了。事前に練っていた運営サービスの改善案やら企画案、競合に勝つための方策をアピールしきる事はできなかった…2週ちょっとで転職活動終焉の妄想は、妄想のまま終わった。

まあこの会社が全てではないし、転職活動なんてこんなものだろと気を取り直し、引き続き他社の選考を進めていった。この週は新たに5社の一次面接を受けた。結果は…先週とは打って変わり、通過は1社…。ちなみにその通った会社はLAMP環境ではなくJava系。結局、LAMP系の会社は全滅だった。どの面接もうまくいって手応えを感じていたのにもかかわらず…不通過の理由はどこも
「向上心があり、人柄が良く、コミュニケーション能力も問題無い。しかし、総合的に比較検討させて頂いた結果…」
というものだった。十中八九、職務経歴(LAMP系の実務経験が無い)が足かせとなっているのだろう。そりゃまあいくら応募資格は満たしていたとはいえ、LAMP系の実務経験ある人間の方がいいよね。上記理由はお愛想の可能性もあるけど、もし真意だとしたら…どうしようもないじゃないか。経歴なんて変えようがないもの…

2010年11月 第4週 ~ 冒険の終わり

この週開始時点での状況は以下の通りだった。
  • 一次面接予定:1
  • 二次面接予定:1
  • 最終面接予定:1
第2週に通過した1社が最終で、第3週で唯一通過した1社が二次。ちなみに第2週に通過した3社の内の残り1社は、技術スキルが圧倒的に足りない事を認識していたので辞退した(会社様には申し訳ないですが、面接慣れ用に応募してました…)。

僕は参っていた。希望していた「マイナーでない技術を使用した自社サービス運営」の会社が全滅してしまったからだ。上記の3社中、2社はそもそも自社サービス運営ではなく受託開発or派遣。その上1社はJava系で自社の独自パッケージ利用が前提。もう1社はLAMP系なのだが、というかLAMP系に限らずいろいろな案件扱っているのだが…って、これどう見ても派遣だろ、ってな会社。しかも会社名で検索すると「ブラック」の噂あり。そう言えばこの会社の一次面接、保有スキルの確認が殆で『面接』というよりも『面談』という感じだった(深く突っ込まれることも無かったし)。というか、この会社を紹介してきた所とは別のエージェントに聞いてみたところ、「いい噂は聞かない」とのお返事。確定じゃねぇか…

残った1社は唯一自社サービス運営してるけど、利用技術がJava系でフレームワークは独自のものを使っているとのこと。そのサービスと会社はかなり有名で、やり甲斐はありそうだけど…独自技術はもう嫌だ。それで今苦労しているようなもんだから…

この週の結果は…唯一の自社サービス運営会社は落選。Java系独自パッケージの会社は一次面接通過し、唯一のLAMP系で人売り臭がする会社からは内定いただいた。

これまでの経緯を鑑みると、これ以上活動を続けても希望の「マイナーでない技術を使用した自社サービス運営」につける気がしない。僕は剣を大地に置いた。


次回、完結編。転職活動の総括、感想と現状報告を行います。
果たして噂通り会社は黒かったのだろうか?

[Blogger]Facebookいいねボタンの設置手順

同じようなエントリ続いているので挨拶は省エネでお送りします

黄金週間巣ごもり男日本人気3大ソーシャルサービスボタン設置記録第3回。
完成品画像以下。実物記事フッタ(投稿日時コメント)参照。
中国人か。今回はFacebookの「いいね!」ボタンです。
それ以外のボタンの設置手順は以下参照。

1.HTMLタグの作成

まず以下ページにアクセス。
お好みに合わせて情報を入力してHTMLコードを作成するわけですが、「URL to Like」には以下の値を入力しておくと、後の作業が多少楽になります。
  • URL to Like:data:post.url
ちなみに当ブログに設置しているいいねボタンの他の設定は以下の通り。
  • Send Button:※チェック外す
  • Layout Style:button_count
  • Width:110
  • Show Faces:※チェック外す
  • Verb to display:like
  • Color Scheme:light
  • Font:※未選択
それぞれの設定項目の意味とか詳細は、申し訳ないですが割愛させていただきます。でもまあ何となく分かると思いますが。

入力し終わったら「Get Code」ボタンを押下して「iframe」のコードをコピーしてください。
※XFBMLは他にいろいろと手間がかかるので、手軽に導入したい場合はお薦めしません
上記設定を行った場合、以下のようなコードとなる筈。

続いて、記事毎にボタンを設置した際に、いいね対象のURLに記事毎の値がセットされるように、タグを少し修正します。

2.「src」属性の左に「expr:」と記述

以下のように。
  • src="http://www.facebook.com…
    expr:src="http://www.facebook.com…

3.変数「data:post.url」を「"」の外に出す

この「変数」の部分が記事毎のURLに置き換わります。ただし「"」で囲むとそのまま「data:post.url」と出力されてしまうので、「'」で囲むようにします。またそれ以外の部分(http://www.facebook…」や「amp;send=false…」)はこのまま出力する必要があるので、そこの部分は「"」で囲みます。
相変わらず文章による説明だとややこしいので、百聞は一見にしかず。
  • expr:src="http://www.facebook.com/plugins/like.php?href=data%3Apost.url&send=false…(中略)…height=21"

    expr:src='"http://www.facebook.com/plugins/like.php?href=" + data:post.url + "amp;send=false…(中略)…height=21"'

4.完成したタグをテンプレートに記述

ここまでの手順でタグは以下のようになっている筈です。

「デザイン」→「HTMLの編集」のページで「ウィジェットのテンプレートを展開」にチェックを入れ、テンプレートファイルを表示し、お好みの場所に貼り付けてください。
記事本文の後ろとか、当ブログと同じく記事フッタ辺りが人気エリアですかね。
(例)記事本文の後ろ
「<data:post.body/>」ってのが記事本文に置き換わる部分です。

(例)記事フッタ
「<div class='post-footer'>」で囲まれた箇所が記事フッタです。


右揃えにしたけりゃ

<div>タグで囲むなどしてください。

関連エントリ

[Blogger]Twitterツイートボタンの設置手順

黄金週間、訳あって巣ごもり暮らしを送っている男がお送りする、日本で人気の3大ソーシャルサービスのボタン設置記録。
第2回はTwitterのツイートボタンです。
それ以外のボタンの設置手順は以下参照。
ちなみに完成品の画像は以下。実物は記事フッタ(投稿日時とかコメントとか)を参照。

1.HTMLタグの作成

まず以下ページにアクセス。
「①ボタンを選択してください…」の部分でいろいろと入力してHTMLコードを作成しますが、「ツイート内テキスト」「URL」には以下の値を入力してください。
  • ツイート内テキスト:data:post.title
  • URL:data:post.url
当ブログと同じく「ボタン」で『水平方向にカウント数を表示』を選択した場合、以下のようなコードとなる筈。
<a
 href="http://twitter.com/share"
 class="twitter-share-button"
 data-url="data:post.url"
 data-text="data:post.title"
 data-count="horizontal"
 data-lang="ja">Tweet</a>
<script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
はてなブックマークの時と同じく、このままだとタイトル・URLは上記の値で固定となってしまい、記事毎の値が設定されません。よって、記事毎の値がセットされるように、タグを少し修正する必要があります。

2.「data-url」「data-text」属性の左に「expr:」と記述

以下のように。
  • data-url="data:post.url"
    expr:data-url="data:post.url"
  • data-text="data:post.title"
    expr:data-text="data:post.title"

3.完成したタグをテンプレートに記述

ここまでの手順でタグは以下のようになっている筈です。
<a
 href="http://twitter.com/share"
 class="twitter-share-button"
 expr:data-url="data:post.url"
 expr:data-text="data:post.title"
 data-count="horizontal"
 data-lang="ja">Tweet</a>
<script type="text/javascript" src="http://platform.twitter.com/widgets.js"></script>
「デザイン」→「HTMLの編集」のページで「ウィジェットのテンプレートを展開」にチェックを入れ、テンプレートファイルを表示し、お好みの場所に貼り付けてください。
記事本文の後ろとか、当ブログと同じく記事フッタ辺りがあるあるか。
※尚、テンプレートに貼り付けて保存すると、属性値を囲っている「"」は「'」に変換されます。動作に支障は無いので気になさらぬよう(というかむしろ「'」じゃないと支障がある)。
(例)記事本文の後ろ
「<data:post.body/>」ってのが記事本文に置き換わる部分です。

(例)記事フッタ
「<div class='post-footer'>」で囲まれた箇所が記事フッタです。



右揃えにしたけりゃ

<div>タグで囲むなどしてください。

関連エントリ

[Blogger]はてなブックマークボタンの設置手順

追記:2012/3/13 トラッキング問題終結?

はてなブックマークボタンから収集した行動情報の第三者提供をやめます - はてなの日記
ってことで次の段落消しました。

追記:2012/3/12 トラッキング問題への対応

遅ればせながら、当ブログのはてブボタンを行動情報取得しないオプトアウト版に差し替えました。
しっかし、どうせオプトアウト版っての作るなら、従来のものは従来のまま(行動情報取得しない)にしといて、トラッキング機能付き版の方を「新たに追加しました」ってすべきだよな。ここにも資本原理主義者が…


本題

訳あって巣ごもり暮らしを送っている黄金週間、日本で人気の3大ソーシャルサービスのボタンを設置してみました。以下が完成品の画像です(何故か実物は記事本文に設置できなかったので。凡ミスだと思うけど面倒だから究明は放置)。
ちなみに実物は記事フッタ(投稿日時とかコメントとか)エリアにいます。

設置手順の解説などは、既に先人達により溢れかえっていますが、自分なりに歩んだ設置手順や補足などをここに記します。
まずは「はてなブックマーク」ボタンです。
それ以外のボタンの設置手順は以下参照。

1.HTMLタグの作成

まず以下ページにアクセス。
  • はてなブックマークボタン
    ※2012/3/12追記:上記は行動情報を取得しないオプトアウト版です。
    従来のボタン作成ページのURLは以下(リンクはしません)。
    http://b.hatena.ne.jp/guide/bbutton

ページの手順に従ってHTMLコードを作成するわけですが、「①ページ情報」には以下の値を入力しておくと、後の作業が多少楽になります。
  • URL:data:post.url
  • タイトル:data:post.title
「②タイプ」で『スタンダード』を選択した場合、以下のようなコードとなる筈。
<a
 href="http://b.hatena.ne.jp/entry/data:post.url"
 class="hatena-bookmark-button"
 data-hatena-bookmark-title="data:post.title"
 data-hatena-bookmark-layout="standard"
 title="このエントリーをはてなブックマークに追加">
<img
 src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only.gif"
 alt="このエントリーをはてなブックマークに追加"
 width="20"
 height="20"
 style="border: none;" />
</a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>
このままだと、ブクマ対象のURL・タイトルは固定値となってしまい、一つ一つの記事にボタン配置したところで、その記事をブクマするということができません。(というか上記入力値だとそもそもURLとして不正だけど)。なので、URL・タイトルに記事毎の値がセットされるように、タグを少し修正します。

2.「href」「data-hatena-bookmark-title」属性の左に「expr:」と記述

以下のように。
  • href="http://b.hatena.ne.jp/entry/data:post.url"
    expr:href="http://b.hatena.ne.jp/entry/data:post.url"
  • data-hatena-bookmark-title="data:post.title"
    expr:data-hatena-bookmark-title="data:post.title"

3.変数「data:post.url」「data:post.title」を「"」の外に出す

記事にアクセスした際、この「変数」の部分が記事毎のURL・タイトルに置き換わります。ただし、「"」で囲むとそのまま「data:post.url」「data:post.title」と出力されてしまうので、「'」で囲むようにします。また、「href」の「http://b.hatena.ne.jp/entry/」はこのまま出力する必要があるので、ここの部分は「"」で囲みます。
文章による説明だとややこしいので、百聞は一見にしかず↓
  • expr:href="http://b.hatena.ne.jp/entry/data:post.url"
    →expr:href='"http://b.hatena.ne.jp/entry/" + data:post.url'
  • expr:data-hatena-bookmark-title="data:post.title"
    →expr:data-hatena-bookmark-title='data:post.title'
※実は「expr:data-hatena-bookmark-title」の部分の修正は必要ありません。後述のテンプレートにタグ貼り付けて保存する際、属性値を囲っている「"」は「'」に変換されるので。

4.完成したタグをテンプレートに記述

ここまでの手順でタグは以下のようになっている筈です。
<a
 href='"http://b.hatena.ne.jp/entry/" + data:post.url'
 class="hatena-bookmark-button"
 data-hatena-bookmark-title='data:post.title';
 data-hatena-bookmark-layout="standard"
 title="このエントリーをはてなブックマークに追加">
<img
 src="http://b.st-hatena.com/images/entry-button/button-only.gif"
 alt="このエントリーをはてなブックマークに追加"
 width="20"
 height="20"
 style="border: none;" />
</a><script type="text/javascript" src="http://b.st-hatena.com/js/bookmark_button.js" charset="utf-8" async="async"></script>
「デザイン」→「HTMLの編集」のページで「ウィジェットのテンプレートを展開」にチェックを入れ、テンプレートファイルを表示し、お好みの場所に貼り付けてください。
お薦めは記事本文の後ろとか、当ブログと同じく記事フッタ辺りですかね。
(例)記事本文の後ろ
「<data:post.body/>」ってのが記事本文に置き換わる部分です。

(例)記事フッタ
「<div class='post-footer'>」で囲まれた箇所が記事フッタです。


右揃えにしたけりゃ

<div>タグで囲むなどしてください。


関連エントリ

2011年5月3日火曜日

おもくそクエストⅥ 幻の第一志望

新年度明けましておめでとうございます。つっても既に、堪え性のない新入社員が辞める時期である5月ですが。

さて今回は、以前からお伝えしています転職活動記録の続きです。もういい加減にそろそろ書いておかないと、記憶が完全に揮発してしまいそうだ。黄金週間のこのチャンスを逃すと、前回エントリの結びの「また4ヶ月後にお会いしましょう」が現実のものとなりかねない。

2010年11月 第1週 ~ 転職エージェントとの邂逅と希望の光

さて、どう進めていこうか。最近の進め方といえば、大半が以下のどちらかor併用でしょう。
  • 求人情報サイト(リクナビNEXTなど)で自分で探して(orスカウトされて)自分で応募
  • 転職エージェントから紹介してもらう
転職エージェントの場合、非公開求人紹介してくれたり、アドバイス・サポートが受けられたりという恩恵に与れる。けど、企業側からしたらエージェント経由だと手数料払わなくちゃいけないから通常応募の方が有利だとかいう声がある。また、クソなコンサルに当たるとノルマ達成の出汁にされる可能性もあるとか。

僕はとりあえず2社のエージェントに登録し(1社に絞って前述したような『クソなコンサル』に当たったら堪らんので)、並行して転職サイトの情報も追い…というつもりだったが、活動開始してすぐにエージェント一本の路線に変更した。というのは、エージェントから紹介されるお仕事の数だけでもうお腹一杯に…。計40社くらい紹介されたっけな。以前述べた通り、希望はWeb業界で、Web業界と言えばLAMP。それの実務経験が全く無い僕は、応募できる所あるのだろうかと不安で仕方がなかったのだが、蓋を開けたらあら意外、別にPHPやRubyでなくとも「Webアプリケーションの開発経験」が2・3年あればOKという会社が結構多かった。何だ、結構望みはあるんじゃないのか。

最終的に、紹介された中から21社をチョイスし、書類選考に応募。多すぎじゃね?と思ったが、書類選考通過率は大体3割程度だそうなので、これくらいが妥当だそうな。

2010年11月 第2週 ~ 一次面接、襲来。

第1週の段階で、書類選考の結果がいくつか返ってきた。さすがWeb業界、動きが速い。
ちなみに書類選考通過したのは最終的に11社、通過率は5割を超えた。平均以上というのはちょっと嬉しい。

この週の前半は、応募企業の運営サービス(+競合サービス)の研究や、エージェントとの面接対策など、ウォーミングアップを入念に行い、後半に3社の一次面接を受けた。その内の1社は、一次面接完了後2時間もしないで通過の連絡があり、早くも最終面接セッティング。その会社はたくさんのサービスを運営しており、マッシュアップアワードにAPI提供しており、開発合宿を行っているという(その上、Web業界では珍しく残業時間が少なくて有給消化率が高いとか)。面接での印象も良かったし、2chとか検索しても黒い噂は出て来ない。もし最終面接通過したら、もうここに決めてしまおうという心境に。

ちなみにこの週の面接は全て通過!自分で言うのも何だが、俺、面接は結構得意みたい。
何だ、転職活動、意外とイケるんじゃね?


転職活動開始前の不安は何だったんだと思わせるような順調な滑り出し。しかも開始早々、良さ気な会社に出会った。それからというもの、多大な時間を費やしてその会社の運営サービスを研究して改善案・企画案などを練った。そして前述の通り、他の会社の面接も負け無し。マジでこのまま決まってしまうんじゃないかという勢いを我ながら感じていた。というか、「やれやれ、2週間で終わりか」など、既に決まったていで妄想を繰り広げまくっていた。しかし現実はそう甘くはないね…(つづく)

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