2009年9月26日土曜日

僕歪週末号~僕と悪魔と交通費と朝の星

黒い悪魔、再び

黒い悪魔、3匹目現る。もはや人の手には負えないと判断し、化学の力を借りる事を決意。ということでコンバットを買いに行った。化学は人の力だよ。
売り場に直行して陳列棚の前に立つ。結構減っていた。人類の逃れられない宿命を感じた。

ところで、やかんで湯を沸かす際、ふと思ってしまった。悪魔が中にいたら最悪だなと。もうこれ以降、使用する際は毎回中身をチェックせずにはいられない…。あー面倒くせえ。

↓こちらは黒い剣士。今巻では出番全く無いですが。


献血帰りに車にはねられ、出血多量で死ぬタイプ

定額給付金の申請を放置していたら、役所から申請書が再び送られてきた。政権変わったし、何より役所のやる事だから「督促」や「回収」とは逆の性質を持った給付金に関してはフェードアウトされるかと思いきや、珍しく一生懸命な事で。


でも、折角送ってくれたのに申し訳ありませんが、申請するつもりはありません。つまらない意地ですが、やっぱりこの制度は認めたくないので。
そんな僕ですが、この連休中に通勤定期の期限が切れていたのに気付かず、連休明け初日に自腹切る事になったしまった時、「2食分が…」とマジでヘコんだとさ。

モーニングスター・プログラマ

1つ前の段落にてマジでヘコんだ僕ですが、神風が吹いた(※1)。
※1:「良い事が起こった」と同義。別にタカ派ではありません。むしろチキン。

10月の勤務先は自社に変更となったので、定期更新は不要で、今月の残りは立替精算でとの事。よっしゃ!2食分が返ってくる!(右手は握り拳、肘は鋭角)

それはそれで良かったのだが、相変わらず自社からの連絡が遅い。10月まで1週間切ってから言う事か?危うく、月跨ぎのスケジュールを組むところだった。そして、10月の詳細も全く不明。何をするのか、10月からいつまでなのか…。以前にどっかのエントリでも書いたが、11月以降に割と大きめのプロジェクトが現在の常駐先で控えているはずだが。

まぁとにかく、今月一杯は途中下車できねぇな。(だったら給付金貰っとけ!)

↓ちなみにモーニングスター。何が言いたいかというと、「振り回されています」

2009年9月22日火曜日

VS Active Directory

過去のエントリで何度か触れている「.NET Framework 3.5」のプロジェクト。
このプロジェクト、.NETに関する深いノウハウを持ったメンバーがいませんでした(僕も然り)。その低レベルさときたら、以前に書いたインストーラの依存DLLに関するエントリが示すように、危うくライセンス違反を犯してしまう程ですが、もう1個、呆れてしまうようなものがあったのを最近思い出しました。その時の教訓です。

既存のWindows Server上にシステムを追加する場合、Active Directoryを利用しているかどうかを確認しておくこと

もうね、低レベルすぎて笑っちゃいます。ホントすいません。



プロジェクトの概要は、既存のWindows Server 2003環境に、新たにC/S型のシステムを追加するというもの。プラットフォームは「.NET Framework 3.5」。クライアントアプリは「Visual Basic 2008」のWindowsフォームアプリで、データベースは「SQL Server 2008」。

実行環境のセットアップは僕が行う事になった。SQLServerのセットアップを、設定手順をメモしながら進めていく。すると、認証モードの設定の所にきた。「Windows認証モード」か、「混合モード」か。この辺は有名な話だし、昔.NETのお勉強で自宅にSQLServerの無償版インストールしたことがあったので、それぞれの意味や、MicrosoftはWindows認証を推奨している事等、僕はちゃんと把握していた。C/S型の場合、Active Directoryを使用しているのであれば、Windows認証を選択すべきという事も。
と言う訳で、顧客との窓口であるSEに聞いてみる。渡されたプロジェクト概要資料には、現在のサーバー環境のOS・利用アプリ等の情報があるが、Active Directoryの利用の有無が記載されていなかったので(この時点で駄目だよな・・・)。

僕「SQLServerの認証モードですけど、『Windows認証』か『SQLServer認証』か、どっちにします?」
SE「どう違うの?」
僕「(うわっ、ご存じないのか・・・)『Windows認証』というのは、・・(解説)・・という訳で、Active Directory利用しているなら、Windows認証の方がアカウント管理が楽ですし、セキュリティ的にも安心です。」
SE「Active Directoryの話は無かったから、『SQLServer認証』でいいよ」

「話は無かったから」てことなので、この遣り取りだけでは、利用の有無はハッキリしない。この時、ちゃんと確認を依頼しなかったのは僕の不覚・・・。ただ、顧客との打ち合わせには、.NET案件の経験が豊富なマネージャが一応同席していたので、その辺はちゃんと確認済で、「利用してれば明記する。してなければ明記しない。」というスタンスの資料なのかな?なんて結論づけてしまい、追求を止めてしまった・・・。ったく、無いなら無いで明記しなきゃいけないよな。クライアントアプリのコード・設定にも絡んでくるような事だから。

ちなみに実際はどうだったかであるが、「不覚」とか言ってることからもお分かりですね、実際はActive Directory利用されてました。発覚したのは、製造フェーズが7割程完了した時期。発覚の仕方がまた低レベルだった。このシステムではクライアントからReporting Servicesにアクセスするので、アクセスの際にサーバーのURL(IPアドレス)が必要になる。このURLはDBの環境変数テーブルに格納することにしたのだが、顧客環境と当社開発環境ではIPアドレス体系が全く異なるので、同一の値を設定することができなかった。これでは、納品時にIPアドレスの変更作業が生じる(別に大した作業では無いですが、納品作業を行うのは初めてだったので、少しでもリスクを減らしたかった・・・)。ところで、もし顧客環境のサーバーにDNSドメイン名が割り振られているのであれば、URLはドメイン表記で登録しておき、IPアドレスの違いは開発端末上のhostsファイルで吸収してあげることによって、納品時の変更作業が不要になる。僕はその旨をSEに伝え、DNSドメイン名の有無の確認を依頼した。・・・数日後、確認したとのメールが送られてきた。添付ファイルを開くと、「システムのプロパティ」ダイアログのハードコピーが。・・・すいません、これDNSドメインじゃなくて、Active Directoryドメインなんですけど!

添付ファイルのイメージ

※ちなみに、この程度の確認事項の返事に数日かかっているのは、SEが別の炎上プロジェクトに拉致されてしまったからです。こちらに帰ってくるのは、1~2週間に1回。実質、SE不在・・・

欲しい情報は手に入らないわ、前提条件が違うわ、踏んだり蹴ったり。アプリの方は、前述のSEとの会話があったので、SQLServer認証を行う形で実装してしまっている。しかし、DBアクセスに関しては、アクセスできなくなる訳ではないので、このままでも一応問題は無い。app.configにパスワードが丸見えだったり、管理するアカウントが増えたり、何より「最適」でない作りがエンジニアとして非常に歯痒いが・・・

それでも、Windows認証に変更する事で、SQLServerやReporting Servicesの設定・運用が楽になるので、SE宛に、Windows認証使用する方向に変更するかどうか・変更した際の長短所・追加作業等を記載したメールを送信。結果、返事無し。もう、知らんぞ!(この時もっと粘らなかった事も不覚・・・)。そしてこれが結局仇となった。

Reporting Servicesの設定で問題発生。発覚したのは納品作業中。恐らく、20代で一番焦った。
Active Directoryを使用してないという話だったので、Windowsサーバー上にReporting Servicesアクセス用のローカルアカウントを作成し、それで基本認証を行う作りとしていた。ところが納品時、Windowsサーバー上にアクセス用アカウントを作成しようとしたところで、手が止まった。ローカルユーザーを作成できない!そう、この時の僕は(というかプロジェクトメンバー全員が)、ドメインコントローラ上には、ローカルアカウントは作成できないことを知らなかった。焦りで手の平に汗が噴き出てきた。僕の作業の監視役を務めていたもう一人は「取り敢えずドメインアカウントを作って進めてみたら」と言うが、こういう時僕は妙に慎重になりすぎてしまう。頭を抱えて考える。仮にWindows認証の設定にした場合、正常に動くのか?いや、動かないと思う。VBのコードは基本認証用のクラス(NetworkCredential)を使ってしまっているから。どうする?どうする?・・・

結局、作成する予定だったローカルアカウントと同じ名称のドメインアカウントを作ってみたら正常に動いたので、「顧客に頭を下げて徹夜作業」という最悪の事態は回避できた。しかし、「ドメインアカウントで基本認証」という、何とも不細工なシステムとなってしまった。

2009年9月20日日曜日

[フリーソフト]かざぐるマウス~Windowsエクスプローラにマウスジェスチャ機能を

WindowsでファイルをGUI操作するためのアプリである「エクスプローラ」。
仕事でWindows使用していると、階層化されたフォルダを行ったり来たりすることがよくあります。この時、ブラウザでもお馴染みの「進む」「戻る」ボタンを多用することになるのですが、カーソルをわざわざボタン上まで持って行くのが非常に煩わしい。ボタンがたくさん搭載された多機能マウスが使用できれば楽ちんなのですが、マウス交換がNGの職場ではどうしようもありません。

では、ハードが駄目ならソフトは無いか?例えば、Firefox等に搭載されているマウスジェスチャ機能をエクスプローラ上で実現できるツールは無いのか?探してみたら、ありました。結構前からあったみたいですが、知らんかった・・・ IEでも使えるのは嬉しいですね。現在の仕事はIE6向けのWebアプリなので(はぁ~・・・)。
あとGoogle Chromeにも使えます。残念ながらSafariは未対応の模様。
詳細な解説は、別の方が書いたここを参照してください。

ちなみにこのソフト、マウスジェスチャ以外にもいろいろと便利な機能があります。個人的なお気に入りは、『シェル操作』や『ウィンドウ』タブで設定できる以下の機能です。
  • スタートボタン上のホイール回転ですべて最小化/元に戻す
  • タスクボタン上のホイール回転で最小化/元に戻す
  • ホイール回転でファイルの表示方法を切り替える
  • タブコントロールをホイール回転で切り替える
僕はWindowsはVista使っているのですが(殆どMacですが…)、こいつのお節介機能でファイル表示方法が勝手に切り替わってしまうので、3番目のファイル表示方法切替機能は重宝してます。
他には、『タスクバーのボタンをドラッグで並び替える』機能なんてのがありますが、ウィンドウをたくさんオープンしたがる人には便利かも。

念のため述べておきますが、マウスジェスチャの使い方は、右ボタンを押しながらマウスを動かすんですよ。マウスジェスチャ未経験者に結構聞かれたことがあり、またヘルプに明記されていないようなので、念のため。

2009年9月19日土曜日

我が社における、Flex VS Silverlight の行方

今週はFlexの勉強会行ってきました。勉強会という名目のものは初体験。
@IT勉強会「FlexとJava研究会」

僕がFlexに興味を持ったきっかけですが、原点は「Flash職人への憧れ」。お洒落で格好いいなぁ~という単純なものです。そんな中、何かのIT系雑誌で紹介されていた「UIにFlashを採用したFX取引システム」の記事を読んで、「Flashが使えるプログラマ」というのもアリだなと思い、学割が使える間に「Flash 8」を購入しました(確かその頃AdobeがMacromediaを買収)。で、結構やる気あったんですけど、Visual Basicというぬるま湯に浸っていた身にはやや取っ付き難く、また社会人の忙しさを甘く見ていたこともあり勉強する時間を十分に確保できず(他にもやりたい事は一杯あるし)。仕事で使う機会があれば良かったんだけど、Flash使うようなコンシューマー向けの案件はそもそも皆無。他にはお絵かき能力の低さとかもあり、結局フェードアウト。嗚呼、宝の持ち腐れ・・・

そんな僕の前に「Flex Builder」なる物が現れたら、そりゃ食いつかない訳が無い。ファーストコンタクトは2年前くらいだろうか、体験版をダウンロードし(当時はバージョン2)、同梱されてたサンプル(確か「携帯電話販売サイト」「フォトビューワ」..etc)を動かして、その美しさに感動したのを覚えています。これを生業にしたいと本気で思った。が、社会人経験を積んで多少は仕事の現実を知った立場として、やっぱり開発事例や情報がそんなに無い技術に投資するのはリスクが高いな~なんて思ったもので、深入りはしませんでした。でも動向はちゃんと追って、上司には定期的に提言することくらいはやって行こうと。

ColdFusionみたいに開発用無償版があれば、個人的に勉強・研究してたと思うんですけどね。SDKだけで頑張れって話ですが、とにかくIDEというぬるま湯に浸っていたもので・・・。そう言う訳で僕のFlex経験は、Flex Builderの体験版が使えた計60日程度です(当然、毎日触れていた訳では無いので、さらに短い)。

そしてファーストコンタクトから約2年、時代はRIA化の流れへ。Flexの開発事例や情報は大分増えたし、開発ノウハウはAIRに流用できるので、そろそろ本気で取り組もうかなと。その一環として、当勉強会に参加した次第です。Flexのキャリアは上記の通り殆ど無いので、実装レベルの技術的な話にはついていけないだろうけど、同じ興味・志を持つ方々との人脈が築けたら良いなと。

以下、レポートというか感想です。



やっぱり出た、VS Silverlight に関する質問。この手の記事は何度か読んだ事があったので、まぁ予想通りの回答でした。ただ、一点だけ目から鱗というか、盲点だったので成る程な~と思った回答がありました。Adobeのデザインツールとの連携のし易さという点(つまり、デザイナさんとの連携)。Webサイトの80%だか90%はDreamweaverで作成されているという話なので、これは大きなアドバンテージでしょうね。

他には、ASコードとJavaコードのデバッグ連携。Flex Builderはeclipseプラグイン版を選択した方がいいのかなと思いました。ていうか、そもそもスタンドアロン版のFlex Builderとeclipseのデバッグ連携できるのか?くそ、質問タイムではそこまで考えが及ばなかった・・・

質問しておきたかった事はもう一点。話が戻りますが、Silverlightに対する優位性として、Flash Playerが既に98%のPCにインストール済みということに関して。その98%という数字は、果たしてバージョン8以下を除外したものなのか。Flexの言語である「Action Script 3」は、Flash Player 9以上でないと動作しない。ブラウザにおいては、IE6のシェアが未だに20%を超えているという現実もあるし(リンク先記事はちと古いですが・・・)。
もしバージョン8以下も含めた数字であれば、僕が質問(というよりお願い)した「Flash Playerの自動更新チェック間隔が長すぎるので何とかして!」という事は、本当に何とかすべきでしょう。
※ちなみにチェック間隔のカスタマイズ法はこちら

で、質問できなかったので自分で調べてみたら、Adobeご自身がシェアを公開してました。これによると、今年6月の時点でバージョン9は98.8%、バージョン10は86.8%との事。であれば大丈夫ですね。ただし、バージョン10でしか使用できない機能(3Dエフェクト等)を調子に乗って実装してしまうと、12%のユーザーは利用できなくなってしまいますね・・・



ちなみに、僕個人としては、Flex VS Silverlight はハッキリ言ってどうでもいいです。僕は暫くは両方を追っていくつもりです。空気悪くなるかもしれなかったので黙ってましたが、10月にはSilverlightの勉強会に出席予定。まぁいつかはどっちかに絞ることになるかもしれませんが。

ちなみに、僕の会社でこれから扱っていくとなると、Silverlightの方が優勢。というのは、前述したFlexの優位点(プラグインインストール不要、デザイナとの連携)なんですけど、僕の会社ではECサイト等のコンシューマー向けシステムの案件は皆無なので、ぶっちゃけ決め手にはならないんですよ。デザイナが絡んだ仕事なんて聞いた事ありません。そうなるとスキル習得や開発ツールの導入コストが一番の決め手になってくるのですが、Microsoft文化の会社だし(VBメイン。JavaソースもVSSで管理しようとする)、MS公式の無償開発環境もあるので、多分Silverlightに軍配が上がります。

とにかく、僕は両方追っていこうと思っています。



ちなみに会場はAdobeの会議室だったのですが、いい椅子使ってました。現在の僕の職場の椅子は、ガス昇降式ですらない・・・

ターンじゃないAガンダム

2009年9月13日日曜日

リアルタイマーにはなれない

以前のエントリでも書きましたが、Twitter始めました。とにかく投稿の敷居が低いので、割と更新できてるかなと思っていましたが、他の方と見比べると全然ですね。皆さん、本当につぶやいており、膨大。それも結構昼夜問わず。僕の場合、利用は帰宅後自宅のPCで気が向いた時にしか行わないので、もしその時間帯以外に「友だち」につぶやかれたとしたら、プロフィールに書いてある通りリアルタイムに反応できません。携帯使ってまで利用したいとは(今のところ)思いません。要するに、全然使いこなせていません。

そもそも、移動中にまでネット接続したいとは思わないんですよね。まず、歩いている場合ですが、携帯見ながらは単純に危険だし、移動速度ダウンしてしまいます。そういう場合は1秒でも早く到着するよう、移動に徹したいです。電車の中など動かない領域では、iPodさえあれば十分事足りる。第一、満員電車で携帯や雑誌やゲーム機掲げて余分にスペース確保してたり、掲げた物の先っちょが背中やら腕、酷い時には頭に当たっているのに全く引っ込めようとしない輩は死んだらいいと思っている感覚の持ち主なので、iPodくらいしか選択肢が無い。

そう言う訳で、僕の中でのTwitterの位置づけは、リアルタイムコラボツールでは無く、単なるミニブログとなっています。ブログに書くまでもないような事を記録しておくにはうってつけですね(このブログのクオリティも大したことないですが・・・)。或いは、後でブログで書く事のメモ書きとか。でも、僕のブログの場合、この通り愚痴が大半を締めているので、メモ書きに使ってると向こうも同じような事になってしまいそう・・・。でも本来、Twitterの方が愚痴るのには向いてそうだな。

一時期iPhoneがすげー欲しくて本気でキャリア乗り替えようかと思った時期があったのですが、上記の通り使いこなす機会が無さそうなので却下しました。でもデザインはホント格好いいんだよな。あと携帯とiPodを一つにできるから荷物減るし。

2009年9月12日土曜日

おもくそゆるせない話

松本人志も「たま~にヒット打ちよる」と絶賛する番組『探偵!ナイトスクープ』。
東京ではMXで金曜23:30から放送してるのですが、録画していたTV番組やDVDを見ようとDVDレコーダーを立ち上げ、立ち上がるまでの間(東芝の第1号モデルなので1分程かかる)のザッピングでふと立ち止まり、そのまま見入ってしまうという事がたまにあります。昨日はまさにそうでした。依頼内容は、54歳男性の「乳首が感じすぎて車のシートベルトが締められないので何とかして!」といったものでした。くだらなすぎて笑った。

この番組の好きな所は、『くだらなさ』もさることながら、『シンプルな演出』ですね。具体的に言うと、テロップやナレーションを殆ど使わないこと。はいそうです、僕には昨今のテロップ多用は馴染めません。正直うざったいです。あの『ガキの使い』ですら、いつの間にかそれらが当たり前に使用されている現実には本当にガッカリです。90年代の頃はいい感じだったのに・・・。

ちょっと前までは『すべらない話』『ゆるせない話』が健闘してたんですけど、『○○な話』としてレギュラー化されてからは『ゆるせない話』も堕ちてしまいました。第3回目以降の「あと何秒」なんていらねぇよ!その他の話も、常に四隅に何か出ている・・・

ちなみに、番組がテロップ等多用しだし始める事を、僕は『めちゃイケ化』と呼んでいます。この流れは『めちゃイケ』以降に頻繁に見受けられるようになった気がするので。

2009年9月6日日曜日

システム開発アンチパターン~メソッドのパラメータに配列使うな!

この秋の情報処理技術者試験ですが、「システムアーキテクト」試験を受験します。論文書かなきゃいけないので、ネタ探しにこれまで携わったプロジェクトに関しての個人メモを見返しました。えっと、1年目から愚痴ってるなぁ~(悲)。一部紹介しますと
  • 「ながら」仕事をする。音楽聞きながら、メッセンジャーしながら、2ch見ながら・・・。そういうことしながら仕事するギークがいるらしいが、それとは訳が違う。だって低品質だもの。
  • 残業時、夕食に出かけて1時間半近く戻ってこない。しかし我が社の勤怠制度では、休憩時間は見なしで固定45分(残業時は+30分)であり、5時間休憩しても休憩無しでもその時間で固定。当然、1時間以上夕食してても、その間の残業代はきっちり支払われる。ふざけんな!
  • 今時(当時2006年)、オープン系システムの開発&デバッグ端末でメモリ512MBってどういうこと?
  • 共通部品で「すべて置換」されたせいでデグレ発生。
...etc。
また殆どのプロジェクトにおいて、エビデンスの見てくれに無駄に手間を掛けさせることへの不満や、他人のソースコードの低品質に対する悪態をついています。今従事しているプロジェクトで苛つかされてるのと全く同じ嘆きもあり。

ちなみに、現在のプロジェクトのシステムは別の会社が作ったものであり、僕の会社作ではないです。余所でも同じ事をしているということは、結構やってしまいがちな事なのかな。であれば、同じ過ちを繰り返させないためにも、過ちによる悲しみを増やさない為にも、ここで一部ご紹介します。アンチパターン(やってはいけないこと)として。

メソッドのパラメータ数が多いからといって、パラメータにHashtableやString[]を使用してはいけない

※これはオブジェクト指向言語に関してです。
商品情報をDBに登録するメソッドがあり、登録値をパラメータとして渡すのですが、それの作りが以下のようになっていました。ちなみに言語はJavaです。

もうね、訳が分かりません。何番目に何が入っているかなんて分かりません。せめてインデックスを定数化しておけと。いや、そう言う問題じゃない。配列で渡しては駄目(ArrayList等も同様)。この他によく使われるのがHashtableなのですが、これも良くない。存在しないキーでget()しても、コンパイルエラーも実行時エラーも発生しないので。
折角オブジェクト指向言語使っているんだから、クラスの形で渡しましょう。これならメソッド名見ただけで何の値か分かる。


return値に関しても同様です。要するに、値の受け渡しにはクラスを使いましょうということです。

以上、超弩級低レベルな話でした。
もう一つどうしても紹介しておきたいことがあるのですが、それはまた別の機会に。

2009年9月5日土曜日

つぶやき痔ろう

こんなこというのはBloggerに失礼かも知れないですけど、本当は「はてなダイアリー」でブログ書きたかったんですよ。技術者多いですし。何でこっちに来たかというと、しょうもない拘りかもしれませんが、「omokuso」アカウントが使用済みで取得できなかったからです。Googleではそのアカウント取得できてたので、じゃあBloggerで書くかとなったのですが、その前に、はてなの「omokuso」さんを調べてみることにしました。だってもし超人気ブロガーだったら、同じハンドル使う訳にはいかないですからね。で、調べた所、3ヶ月で放置モード突入の模様。アカウント譲って!

ところで、最近話題の(ていうかスタンダード?)の「Twitter」。正直、サービス内容聞いた時の感想は「しょうもな!」であり、何が面白いのか理解できませんでした。しかし、ブログなんかは同じく昔は「しょうもな!」と思っていたにも拘わらず、こうして書いている。また、もっと古いのだと「携帯メール」なんかもそうで、今では欠かせないものとなっている。他にはmixiなんかもそうで、絶対流行らないと思っていたが、現実は皆さんご存じの通り(単に俺の見る目が無いだけか?)。ということで、Twitterに関してもこの先どうなるか分かったもんではないので、「omokuso」アカウント押さえておこうとユーザー登録してみました。まあ当ブログの更新だって覚束ないし、使うのはまだまだ先になるだろうけど。

とは言うものの、折角登録したことだし、使う気ないのにアカウント押さえていたのでは、第1段落の僕と同じ悲しみを誰かに与えてしまう事になり申し訳ないので、ちょっと使ってみました。…えっと、意外にいいですね。何か気楽で。成る程流行るわけだ。ということで、あっという間にレギュラー化決定。今月からちょくちょくIT勉強会に顔出す予定なので、名刺等に記載するのはTwitterにして、当ブログは愚痴・考察・技術メモに徹することにします。


このブログも愚痴さえなければ名刺に載せたいのですけどね。自分で書いときながらですけど。リアルでの飲み会とかで愚痴るのは周りの人間に悪いので、ブログで愚痴っている訳です。愚痴をこぼさずに済む人生なんてあり得ないから、はき出す場は絶対必要ですし。はき出さないで内に溜めてたら、うつ病にもなりかねなません。正直、自分では絶対精神を病まない自信があるのですが、同じく絶対病まないだろうと思われていた人が、把握している限りでも今年だけで3人病んでしまったので(2人休職、1人は一時失踪の末に退職…)、この先どうなるか分かったもんじゃない。

しかも、今年の後半は、プロジェクトがデスマーチ化する可能性大。僕の会社は基本設計フェーズから参加し、7月中に基本設計完了、8月製造開始で12月リリースのスケジュールなんですけど、9月現在になっても上流会社担当の要件定義が未完了。つまり、現時点で約3ヶ月遅れている状態です。12月リリースを延ばしてもらえなければ、死ぬ。アーナルーだけでなく、普通に口から血を吐く事になるかもしれない…。幸か不幸か、僕は今までデスマーチの経験が無いので(勤続3年半にして、一月の最大残業時間は40時間。それも1回だけ)、乗り越えられるかどうか非常に不安。

さらに、製造・単体テストフェーズは約240人日と見積もってあり、6名×2ヶ月(40人日)の内訳で進める予定なんですが、現時点でアサインできてるのが僕含めて4人。単に製造フェーズの開始日が確定していないからなのか、Java使える人間が余っていないのか不明ですが、取り敢えず足りてません。ただでさえ人数が足りていないのに、アサイン済みのメンバーは、当プロジェクトで使用するフレームワークの経験が碌に無い人間ばかり…。それ以前に、単純にプログラミングスキルが低い人間がちらほら。一例を挙げると、5年目にして数百行に及ぶIfブロックを平気で書くようなレベルです。

リリース日が延長されることを祈って…