2009年7月28日火曜日

下降するのはエレベータだけではない

エレベーターマナーの常識・非常識


08:00 at 自宅マンション

玄関を出て扉を閉める。すると、ちょうどエレベータが到着して扉の開く音が。
鍵を閉め、小走りでエレベータへと向かう。
そこで見たものは、中に男を抱いたエレベータ、閉じゆく扉。

12:05 at 某ビジネスビル

本日は所用で都内の某ビジネスビルを訪問。計5棟から成る、大変立派なビルだ。昼休み、エレベータに乗り込む。一番手だ。多くの者が続いて乗り込んでくるので、最初に乗り込んだ私は「開」ボタンを押下する。全員乗り込んだ所で、「閉」ボタンを押下。エレベータは満杯だ。全員、目的階は1F。
1Fに到着する。操作パネルの前にいるのは、当然最初に乗り込んだ私だ。「開」ボタンを押下する。満杯の空間から、人が次々と降りてゆく、降りてゆく、降りてゆく…
私以外の全員が降りた所で、私もようやく降りる。そしてふと気付く。
誰一人、「すいません」はおろか、会釈すら無かったと。

16:35 at 某ビジネスビル

その日の作業は完了。ビルを出ようと、エレベータに乗り込む。今回は、1人だ。1Fへ。
1Fに到着する。扉が開く。年配のキャリアウーマン然とした淑女が立っている。
私はエレベータを降り…られなかった。そのババアは、私が降りようとしていることを認識しながら、乗り込んできた。



えー本日のエントリも完全なる愚痴です。さらに本日は「やっかみ」も加わります。

僕の住んでるマンションって家賃9万オーバーなんですよ。ちなみに僕手取りは20万にも満たず、家賃で手取りの半分以上を持って行かれます。ホント毎月が火の車です。
一般的には、家賃の目安は手取り収入の約3分の1と言われていますから、僕と同じマンションの住人は月々約27万は手にしていると思われます。ということは、僕より10万近く多く稼いでいると思われます。明らかに後から人が乗り込もうとしているのに、待たずに扉を閉めてしまうような人間が、僕より10万近く多く稼いでいると思われる訳です。

昼間のビルもそうです。それはもう立派な立派なビルでした。そんな所に居を構えることができるのは、当然上場企業な訳です。そんな所で働いているビジネスパーソン、手取りが20万に満たないなんてことは無いでしょう。会釈なんてしなくても、僕より稼いでいるのでしょう。

この程度の気遣いというかマナーを持ちえない人間が、果たして平均以上の収入を得る程、仕事できるんでしょうか?大抵の仕事で「お客様の気持ちになって考える」ということが重要(というか仕事に限らずそもそも『必須』)だと思いますが、「エレベータで『開』押している人間の気持ちを考える」ことができない人間に、お客様の気持ちを推し量って満足させることなんてできるのか?それとも、お客の前ではものすごい気遣い屋へと変貌を遂げるのだろうか?

僕の人生のバイブルは、手塚治虫氏の「火の鳥」です。
その作中で繰り返し現れる「因果応報」という概念。
良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。
僕はそれを信じて、今まで頑張ってきたし、これからも頑張っていきます。
アホ呼ばわりされながらも、音楽CD、映画のDVD、さらにはエロDVDも、違法コピーなんてせず、真面目に購入しています。「省エネ」なんて言葉が一般的になる前から(ガキの頃から)電気のムダ使いはしてないし、ゴミの分別だって…
「温暖化とCO2の因果関係ははっきりしていない」とか「分別しても実は無意味」なんて詭弁です。



…いかん、やっぱり火の鳥のくだりいらんかった。グダグダだ。何か教訓めいたことが言えそうな気がしたのだが…
別にそこまでムカムカしてはいないですが。耐性は並です。このくらいのレベルのことなんて、悲しいけれど日常的にあることですし。ただ、1日にエレベータ関連だけで3つもというのはちょっと珍しかったので、今日の出来事を大袈裟に嘆いてみました。

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